MENTAの評判は本当?手数料や支払い方法に課題あり!

MENTA(メンタ)は教えたい人(メンター)と学びたい人(メンティー)をマッチングしてくれるサービスです。

ネット上で仕事の受発注を行うクラウドソーシングサイトの一種となります。

一般的にクラウドソーシングサイトと言えば、様々な仕事の受発注(イラスト作成、Webサイト制作、動画制作など)が可能ですが、MENTAは教える事に特化したサービスとなります。

総合的なクラウドソーシングサイトと比較してMENTAのどういった点で優れているのか、メリットやデメリットに関して記事にしています。

運営者
MENTA以外に特化のクラウドソーシングサイトの例として、添削に特化したsessaなどがあります。

MENTAの特徴、メリットやデメリット

ここ数年前からメンターという言葉をよく耳にするようになりました。

SNSでビジネス系のツイートなどを良く見ている人、発信している人には身近なワードかもしれませんが、私生活をする上で実際メンターという言葉に出会う事はほとんどありません。

そのため、メンターとは何か理解していない人もかなり多いです。

メンターとは何?

以下メンターの簡単な説明となります。

メンターとは、経験、専門知識が豊富であり、その分野に関して指導を行う人を指し、指導を受ける人をメンティーと呼びます。
メンターは自分の経験を伝え、貴重な洞察を提供し、目標やその達成に必要な道筋を明確にさせます。
また実践的な仕事を提供し、助言、指導を行っていきます。
メンターは、課題を克服するのを助けたり、アイデアの相談相手となるだけでなく、自信を高めてくれる信頼できるサポーターとしての役割も担います。

このようにメンターは専門的な知識を持った人になりますが、自分にあったメンターを見つけることはなかなか難しいのが現状です。

またSNS上でメンターを探し契約するのもいいのですが、金銭のやり取りが発生するため、個人間での直接の契約を避けたいと感じる人も多いです。

トラブル等の悩みを解決、安全に契約を完遂してくれるのが、クラウドソーシングサービスとなります。

クラウドソーシングサービスの特化型と総合型の違い

クラウドソーシングサービスの中でもMENTAは、メンターとしての活動したい人とメンティーとして教わりたい人をマッチングすることに特化したサービスとなります。

様々な分野を扱うクラウドソーシングサービスとMENTAのようにある分野を専門的に扱うことに特化したサービスとの主な違いは以下となります。

総合サービスの特徴
多機能であり、柔軟性が高く、会員が集まりやすい。総合サイトの方が、サービス全体の収益も大きいため、機能面で優れている場合が多く、活気がある。

特化サービスの特徴
特化した機能が備わっており、その分野の仕事をする上で効率的に仕事を行うことができる。総合サイトよりも人が集まりにくい。一方で自分の目的にあった人のみが集まるといったメリットもある。

【特化した機能例】
・音声専門サイト:プロフィールに音声サンプル掲載可能
・添削専門サイト:サイト内で送られてきた資料等を添削者はダウンロードせずに修正等を書き足すことが可能
・Live2D*販売専門サイト:サイト内で自由に動かして確認できる
*Live2D:アニメーション技術

特化サイトを選ぶべきかどうか迷った場合は、特化機能が必要か、利用手数料はどうか、実際に今使っている人がいるのか(会員数が多いだけで使っていない人ばかりではないか?)、こういった点に着目し、利用すべきか判断するのがいいかと思います。

MENTAの特徴・機能

MENTAはメンターとメンティーのマッチングに特化しているだけあり、メンターの会員数だけで3,500人ほど集まっています。

これだけ集まっていれば、例えニッチな分野を教わりたい人でも自分にマッチするメンターを見つける事ができるかもしれません。

ちなみにMENTA会員のメンターの多くがエンジニアとなっています。
プログラミングスクールは高額であるため、そこを狙いMENTA経由で低価格でサービスを展開するメンターが多いです。
また分からない部分をスポットで学べるのも、こういったサービスの強みとなります。

MENTAの運営会社であるイリテク株式会社は、大手クラウドソーシングサービスのランサーズの子会社でもある事から信頼性があり、安心して利用できるのではないでしょうか。
またランサーズ経由でMENTAに人が来ることから特化サイトでありながら人も集まりやすい環境が整っています。

特徴的なMENTAの機能

月額で継続的な契約をすることができます。
通常のクラウドソーシングサイトでは単発がメインであり、月額プランがないためその都度契約するサービスがほとんどです。

MENTA利用における課題

SNS上でMENTAに関するツイートについて調べましたがなかなか見つける事ができません。

通常、スキル商品を販売できるサービス(自分の得意を商品化して販売する形態)では、スキル商品に関して自分のSNS内で発信し集客する人が多いです。

しかしながら自分のスキル商品に関してツイートしている人、またMENTAに関して情報を発信している人が少ないのが現状となっています。

MENTAに関する口コミは少なく、会員数の割には継続して利用している人は少ない印象を受けます。

これらの原因として、高額な利用手数料と決済機能の不便さが考えられます。

MENTAの手数料

MENTAに関して特に気になる点が利用手数料となります。

サービス内で決済が可能なクラウドソーシングサイトを利用する際、必ず手数料が必要になります。

中には決済機能を有しないクラウドソーシングサイトも存在していますが、個人間での決済が必要となるためトラブルが発生しやすいです。
そういったサイトは利用しないようにしてください

一般的に手数料は販売価格(契約価格)に手数料割合を乗じた金額を販売者の報酬から差し引いて回収されます。

以下はMENTAとクラウドソーシングサイトの手数料を比較したものとなります。

手数料率比較

サイト名 手数料
MENTA 販売者:22%

依頼者:11%

合計:33%

つなぐ 販売者:5.5%

依頼者:0%

ランサーズ 販売者:16.5%

依頼者:5.5%

合計:22%

ココナラ 販売者:22%

依頼者:5.5%

合計:27.5%

シュフティ 販売者:10%

依頼者:0%

ビズシーク 販売者
10万までの部分:11%
10万1円以上の部分:5.5%
依頼者:0%
クラウディア 販売者
5万までの部分:15%
5万1円〜10万部分:10%
10万1円〜100万部分:5%
100万1円以上の部分:3%
依頼者:0%
SKIMA 販売者
2万まで:22%
2万1円〜5万:16%
5万1円以上:11%
依頼者:0%
クラウドワークス 販売者
10万までの部分:22%
10万1円〜20万部分:11%
20万1円以上の部分:5.5%
依頼者:0%

MENTAは販売者(メンター)だけでなく、購入者(メンティー,依頼者)にも利用手数料が発生する点に注意が必要です。

また、MENTAの手数料は販売者と購入者で合わせて33%(20%+10%+税金)必要であり、正直ここまで高い手数料のクラウドソーシングサイトはあまりみかけません。

元々MENTAは以下の手数料で設定していました。

22%:10万円以下
11%:10万円越え~20万円以下の部分
5.5%:20万円越えの部分

こちらの手数料は、販売者にのみかかる手数料であり、購入者は手数料負担がありませんでした。
しかし2022年6月より、販売者22%、購入者11%に変更されています。

運営者の発信情報を見る限り、赤字経営ではなく、変更前から収益性があったにも関わらず、手数料をあげています。
MENTAの広告等を増やしている訳でもないため、利益のためのただの手数料アップとしか考えらえないのが現状です。

運営者
クラウドソーシングサイトの運営は、実はシステムで全て管理しているため、運営費なんてほとんどかからないです。開発費もわずかです。
そのため、利益を追求しないなら、つなぐのように低手数料でも余裕でクラウドソーシングサイトを運営できるのが現状です。
手数料を高くとるのは、派手に広告を出したいか儲けたいかのどちらかです。

MENTAの決済機能が弱い

クラウドソーシングサービスでは購入する際の支払い方法として、クレジットカード以外に様々な決済方法を選択できる場合が多いです。

クレジットカード以外の人気の決済方法として、コンビニ振込と銀行振込があります。

コンビニ振込は、クレジットカードを持っていない人、また個人情報を決済時に使用したくない人に人気の決済方法であり、とりわけ若い世代の人に良く利用される決済方法となります。

銀行振込は、高額決済に向いた決済方法です。
クレジットカードの限度額が心配な人、またコンビニでは対応できない金額(コンビニ決済は30万円以上の決済に利用できない)を振り込みたい人に向いています。

これらの決済方法は、購入者の利便性を考えると欠くことができない決済方法ですが、MENTAで利用できる決済方法はクレジットカード決済のみとなっています。

自分が利用したい決済方法がない場合、依頼を諦める人も多いため、MENTAの決済機能は物足りないと言わざるを得ません。

低手数料で決済機能豊富なサイトを使うのもあり

特にSNSで集客している人が、安全な決済のために手数料が高く、また決済方法が限られるクラウドソーシングを利用するメリットはあまりありません。

低手数料・多決済可能なサイトとしてつなぐがあります。

得られる報酬も増え安全に取引を完遂できるためこういったサービスを利用するのもおすすめとなります。

つなぐ内のメンターの一例
次郎@現役SE様
シンフォニアデザイン様
okita様

MENTAまとめ

MENTAを利用することで、メンターを見つけることができ、またメンターとして活動を行う事ができます。

プログラミング、デザイン、マーケティングといった様々なカテゴリが用意されているため自分にあったメンターを見つけられやすくなっています。

特化サイトならではのメリットがある一方で、手数料が高い、決済方法が限られるといった課題もあります。

少しでも低価格でサービスを提供したい、または報酬をしっかり受け取りたいなら手数料の負担が少ないサイトを上手く使うことも大切になってきます。

良きメンターの場合、ゴールまでのマイルストーンを上手く設定してくれます。1人で解決するのは遠回りになる場合も多いため、不安に感じるならメンターに教わる方がいいでしょう。

これから副業を始めたい、何か新しいビジネスを始めたい人はまずはメンターに相談してみてはどうでしょうか。

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つなぐは2021年にリリースされた日本一低手数料のコミッションサイトです。
多機能かつ多決済により、リリースから順調に成長を続けています。
これまでのクラウドソーシングサービスに不満があったという方はぜひ一度つなぐをお試し下さい。

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