クラウドソーシングとは仕事を頼みたい人(依頼者)がインターネット上で、不特定の人に業務を委託することを指します。
依頼者(クライアント、購入者)と業務を受ける人(クリエイター、販売者)をマッチングするサイトをクラウドソーシングサイトと呼び、近年では多くの人がクラウドソーシングサイトを用いて仕事の受発注を行っています。
しかし、クラウドソーシングは、仕事を簡単に見つけられる、依頼できるというメリットがある一方で、デメリットもいくつかあります。
これからクラウドソーシングを使い仕事や副業を始めたいなら、クラウドソーシングのメリット、デメリットを理解し、クラウドソーシングで上手に稼ぐ方法を身につけましょう。
クラウドソーシングのメリット
クラウドソーシングサイトはマッチングサービスであるため、仲介ならでは利用するメリットがいくつかあります。
ここではクラウドソーシングを利用するメリットを4つ紹介します。
未納・未払いを防げる
クラウドソーシングを利用しての取引では仲介サイトであるクラウドソーシングサイトが購入者からお金を預かり、取引が完了した際に販売者にお金を渡します。
そのため、個人間の直接契約と異なり、購入者による未払いや販売者による未納を防ぐことができます。
安心して仕事の受発注ができるのがクラウドソーシングの最大のメリットと言えます。
トラブルが発生しづらい
仕事のトラブルでも起こりやすいのが、未納や未払い、音信不通があげられます。
未納・未払いは上述の通り仲介サイトが間に入るため極めて生じにくいです。
また音信不通となった場合は、強制納品やキャンセルもできるため、音信不通により取引が思うようにいかなくなった心配も特にありません。
※利用するクラウドソーシングによっては、強制納品できない場合もあるのでご注意ください
隙間時間にできる
クラウドソーシング内で様々な仕事の依頼をみつけることができます。
難易度が高いものから簡単に完了するものまで、ジャンルは幅広く自分に合った仕事を見つけやすいです。
また、クラウドソーシングサイト内の自分のプロフィール上に自分の商品を掲載し、依頼・購入を待つこともできます。
商品をいつでも下げることができるため、仕事時間をコントロールすることができます。
種々の決済に対応可能
購入者がストレスなく購入できるには決済方法は重要です。
個人間の取引では銀行振り込みがメインとなる場合が多く、最も決済で需要のあるクレジットカードが使えません。また振込先をお相手に教える必要があるため、個人情報が知られてしまいます。
クラウドソーシングならクレジットカード決済、銀行振り込み、コンビニ決済等に対応している場合が多いです。購入者の希望に沿った決済方法で取引を開始することができ、また個人情報が知られることは一切ありません。
クラウドソーシングのデメリット
誰でもすぐにスタートできる便利なクラウドソーシングですが、デメリット面もあります。
ここではクラウドソーシングを利用するデメリットを紹介します。
登録しても仕事がくる訳ではない
クラウドソーシング利用者数は多く、また仕事を受注する販売者として登録している人が購入者として登録している人より多いです。
また人気の販売者に依頼が流れやすいため、実績が無ければ登録しても依頼が来ることはほとんどありません。
そのためSNS等で集客を自身で行い、安全に取引するためにクラウドソーシングを利用する人も多いです。
また、以下の理由でクラウドソーシングは稼げないとよく言われます。
・競争率が高い
・手数料が必要
これらについて以下で詳しく紹介していきます。
クラウドソーシングで稼げない主な理由
クラウドソーシングでは稼げないと言われる以下の理由
・単価が安い
・競争率が高い
・手数料が高い
これら三つについて、詳細を説明していきます。
単価が安い
クラウドソーシングで依頼を行う方法には、直接販売者に連絡を取り依頼をする方法と仕事内容を記載し公募で行う方法があります。
公募で行う場合は、低い値段で募集しても応募する販売者の方が多いため、仕事の単価がとても低くなります。
そのため販売者は思ったように稼ぐことは難しいと言えます。
あまりに条件が悪い案件にはたとえ募集が少なくても応募しないようにしましょう。
競争率が高い
幅広い利用者がいるクラウドソーシングには様々な仕事があり、高単価かつ好条件で公募している場合もあります。
しかし、そういった場合は非常に人数が集まるため採用されない場合がほとんどとなります。
実績がない場合はなおさら選ばれることは困難となります。
そのため、いくら時間をかけて応募しても仕事にありつけず稼ぐことが難しくなります。
手数料が高い
クラウドソーシングを利用することで安全に仕事の受発注を行うことができますが、利用するための手数料が必要となります。
おおよそ取引価格の20%の手数料が必要となり、多くの場合販売者の販売金額から手数料が引かれます。
手数料を引かれるのが嫌なため、クラウドソーシングを通さずに個人間で取引を行う人もいらっしゃいます。
クラウドソーシングで稼ぐには?
クラウドソーシングの公募の案件で効率的に稼ぐことは非常に難しいのが現状です。
クラウドソーシング内で直接依頼が来た場合に、仕事をこなすのが最も効率的な稼ぎ方となります。
しかしながら、プロフィールがいくら充実していたとしても、実績が無い状態では、クラウドソーシングに登録しただけで依頼が来ることはありません。
そのため、SNSなどを用いて呼び込みを行い、集客ができたらトラブル防止のためにクラウドソーシング内で仕事の詳細を決めることをおすすめします。
実績が増えれば、クラウドソーシング経由で直接依頼がくることが増えてきます。
それまで自身で集客することがとても大切となります。
手数料を抑えるには?
クラウドソーシングの手数料はおおよそ20%以上必要となる場合が多いですが、日本一低手数料の『つなぐ』なら手数料は2.8%~5.5%*のみ(さらに購入側は手数料負担無し)となります。
※決済方法により異なり、購入者が支払方法として銀行振込を選択した場合、販売者が負担する手数料は2.8%となる(その他の決済では5.5%)
決済方法も、クレジットカード決済、銀行決済、コンビニ決済に対応しており、個人情報を取引相手に知られることはありません。
集客ができたら、安全な取引のためにつなぐを利用することがおすすめのクラウドソーシングの使い方の1つとなります。
おすすめのクラウドソーシングは?
国内にクラウドソーシングは数十種類以上存在していますが手数料が高すぎたり、活気がない、決済方法が限られる、機能性が乏しいなど様々な問題を抱えたものが多いです。
以下ではクラウドソーシングの中でもおすすめできる安全性が高く高機能なクラウドソーシングを紹介しています。
つなぐ
日本一低い手数料(販売額の2.8% or 5.5%、購入者は手数料無し)、多機能であり、柔軟性のある販売方法が可能です。
メッセージ内で販売から取引終了まで完結でき、誰もがスムーズに取引を行うことができます。
ココナラ
会員数が多く、国内で最も知名度の高いクラウドソーシング。
手数料は、販売額に対して販売者22%、購入者5.5%設定となっており、合計27.5%と高い傾向にあります。
知名度が高く会員数が多いことから実績が無くとも依頼がくる場合があり、登録だけでもしておく価値があるでしょう。
ランサーズ
購入者(クライアント)や販売者ともに企業が多く、質の高い取引を行うことができます。
手数料は、販売額に対して販売者16.5%、購入者5.5%設定となっており、合計22%の手数料が必要となります。
稼げないクラウドソーシングの使い方から脱却しよう
クラウドソーシングの案件にただ応募するだけでは、安定して稼ぐこと難しいのが現状です。
SNS等を使い自ら仕事を見つけ、その後クラウドソーシングの機能を上手く利用し取引を完遂することで、安全に効率的に稼ぐことご可能となります。
クラウドソーシングのメリットを最大限に活かし是非自身の活躍の場所を広げてみて下さい。